深夜2時にプレビューされるiPhone OS 4をがんばって予想する

• スケジュールは例年通り、4月にOSプレビュー、6月27日からと言われているWWDCで次期iPhone発表、少し遅れてOS4アップグレード開始、さらに1ヶ月ほど遅れて新iPhone発売と予想。9月にはiPodが、10月にはiMacが出ると思うので。するとMacBookはやっぱり初夏かな。
• 今回のトピックは「マルチタスク」「高解像度化」「iPhoneOS3.2との関係」「iPhone 3Gとの関係」あたりかなと思っている。もう正直、iPhone3GSの完成度が高すぎるため、これ以上何を望めばいいのかわかんなくなっている。
• マルチタスクはみんな欲しい機能だろうけど、まだ載せてくるか微妙なところだと思う。ホームボタンひとつでどうやって操作するのかが思いつかないので。1回押したらアプリ切り替え画面で2回押したらホームに戻るとか？あんまりエレガントじゃないと思いませんか。iPadがあの形で発売された以上、ハードウェア的にボタンは増えないはずですし（縦横固定スイッチは新iPhoneにはつくと思う）。
• マルチタスク採用で少しでも動作が重くなるのなら、俺は今からでも3GSを買います。iPadを分解してみたら中からiPhone（ベースの基板）が出てきたことを考えても、新iPhoneはA4プロセッサを積んでくるはず。iPadがメモリ256MBなら、新iPhoneも3GS・iPadと同じく256MBで動くはず。このスペックで、快適さを失わずにマルチタスクを実現できるのか。
• これは個人的な予想ですが、スクロールやフリックと干渉しない挙動をできるのであれば、ジェスチャが搭載されるんじゃないかと思う。3本指でスワイプしてアプリ切り替えとか。Macと同じ操作だし。
• 高解像度化は、1年前（3GSが出るかどうかの時）は絶対ないと思っていたけど、iPadがこの世に誕生した今となっては、スペックが追いつくのであれば今すぐにでも実現しておかしくない機能。特にiPhoneはスムーズ＆美麗なズーム機能を持っているので、どっかのスマートフォンみたいに「字が小さくて使えないよ！」ってことにはならないはずだし。ただし互換性の問題は残るし、文字には読みやすい大きさというものがあるとアップルは考えているだろうから、安易な予想はできない。iPhoneを「小さなiPad」とはしないはず。あとこれも、重くなったら元も子もない。それと、仮に実現するとしても新iPhone発表まで伏せられているはず。
• iPadに「iPhoneOS3.2」が搭載されているということは、ゆくゆくはiPhoneOS4が載るということ。OS4はOS3.2の延長にあるデザインになるのか。壁紙をはじめとした「iPad然」とした見た目がiPhoneにも波及するのか。すべての純正アプリはOS3.1.3とは別物と言えるほど進化しているが、どのくらいiPhoneに影響してくるのか。320x480の画面で表現できる世界ではない。まあ、少なくともホーム画面の壁紙は実現すると思うな。
• iPhone 3Gとの関係。今までのアップグレードは、iPhone 3Gもちゃんと恩恵を受けることができた。今回はどうか。メモリもCPUも貧弱で、マルチタスクは実用的な速度で動くとは思えない。ビデオも撮れない、オートフォーカスもない、コンパスも内蔵していない…まあこのへんは関係ないけど。ちょっと今回ばかしは、OSの機能が一部利用できないようになるんじゃないかと思う。アップグレードできないということはないと思うけれど。あと、たしか2世代までのアップグレードは無料だけどその次は有料にするようなことを何かで見たように記憶している（裏付けなし）。それで考えると、iPhone 3Gよりひとつ前の初代iPhone（日本未発売）は今回有料アップグレードになる、のかな。買い替えろってことか。
• デザインは大きくは変わらないと思います。アルミになるかもしれないけど。

参考：iPhone 3GS発表までのスケジュール
2009年3月17日 OS3.0プレビュー
2009年6月8日 iPhone 3GS発表（WWDC初日）
2009年6月18日 iPhone OS 3.0アップデート開始
2009年6月26日 iPhone 3GS国内発売