諸々の「アップデート」

というわけで、音楽と映画についての包括的な新製品・サービスが発表に。途中まではMacRumorsのライブカバレッジを見ていたんですが、寝落ち。

6Gではなく、既存の5Gの機能強化版。ギャップレス再生とか、新しいクイックナビゲーションとか。機能についてはレビュー待ちですね。今回新しくなったnano・shuffleにタイミングを合わせるためにアップデートされた感もある。大きく値下げされたのはいいことです。29,800円から。
上位機種の容量80GBはなかなかインパクトがあるのでは?

薄くなったiPod miniということで。欧州ではnanoよりminiのデザインのほうが受けていると聞いたことがあるので、まあ悪くはないんじゃないかと。2GBで17,800円。1GBはshuffleと食い合うのでラインナップから削除。ブラックカラーにプレミアムを付加するのはいつものこと。バッテリーが異常に強化され、24時間もつようになった。

今回、一番のリニューアル。フリスクからリモコンへ。ドック対応ではあるが、他のiPodとは違いドックコネクタはない。1GBで9,800円。一番人にすすめやすい感じ。

アートワークを前面に押し出したiTunesとなっている。ジャケットをパラパラめくって音楽を選べたり、リストでよりアルバムごとに区分けされた表示になったり。

  • 映画配信

アメリカ以外では2007年以降開始とか。映画配信、アップルを含めて勝てる企業はあるんだろうか。いまいちピンとこない。

大手メディアはこれに一番食ってかかると思う。なんか「方向性を示しておく必要があったのだ」みたいな。

全体的に「アップデート」だな、と思いました。バージョンアップではないし、イノベーションでもない。トレンドに追いつき、この先のビジョンを少し示しただけ。足取りの重く保守的な、大企業病のにおいを少し感じます。